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加圧シャツの効果と加圧トレーニングの効果の違い

加圧シャツはコンプレッションウエアの一種であり、血流コントロールする加圧トレーニングとは全く別物です

(画像引用:PRTIMES

「着るだけで24時間筋トレ腹筋ムキムキ」と巷で注目・人気を集める「加圧シャツ」。

金剛筋シャツ、ビダンザゴースト、マッスルプレス、CW-X、バルクアップアーマープロ、アンダーアーマー、スキンズなど2018年もたくさんの加圧シャツが注目されています。しかし、商品の紹介サイトが増える一方で、加圧シャツの効果を「加圧トレーニングによる効果」誤解して解説しているサイトが多く無秩序に間違った知識が浸透されています。

加圧シャツの正しい効果を知り、自分にあった加圧シャツを活用しながらデスクワーク残まで運動不足・肩こり・腰痛に悩まされる日々から開放されてほしいなと思います。

当記事では、加圧シャツと加圧トレーニングの違いに加え、加圧シャツに期待できる効果をお伝えしようと思います。

 

加圧シャツは着圧の強いウエア=コンプレッショウエアの一種

加圧シャツはいわゆるコンプレッションウエアの一種で、スパンデックス繊維などポリウレタン弾性繊維を配合した伸縮性のある下着(インナーウエア)です。

一言に着圧と言っても目的は様々ですが、ボディに直接フィットできるためサポート部位にテーピング効果を狙って目的に合わせた伸縮力が加わるよう繊維に特殊な織を施したものです。ウエアによってはいくつもの布をつなぎ合わせて、より体の動きを補助するような作りになっています。

関連記事:コンプレッションウエアとは

 

加圧トレーニングは適切に血流を制限した状態で行うトレーニング法で資格が必要

加圧トレーニングはその名称が浸透しているため一般用語のように思われがちですが、「KAATSU JAPAN 株式会社」の登録商標です。

加圧トレーニングは専用の加圧器具を使用して、四肢(上腕二頭筋の基部・大腿部の根本)に各自にあった適切な圧をかけて血流を抑制しするため、加圧中は腕脚などの末梢乳酸値が急上昇し、ダイエットや筋肥大を活発にする成長ホルモン(テストステロン)が脳下垂体から分泌促進されやすくなります。

そして成長ホルモンの作用により、体脂肪の脂肪分解が起こり、分解された脂肪が遊離脂肪酸として血中に放出されます。

そして除圧後(血流解放後)、この脂肪分解産物である「遊離脂肪酸」が全身に循環することで全身の余分な脂肪が減るだけでなく代謝が上がったり、内臓組織が活性化するなど良い影響が起こります。

加圧トレーニングの効果について詳しく知りたい方はこちら。
関連記事:加圧トレーニングの具体的な効果と方法、加圧シャツとの違い

 

加圧シャツ(コンプレッションウエア)の名前の由来と発祥

加圧シャツは英語表記でCompression sportswearと言いますが、スポーツウエアの一種です。コンプレッション(Compression)とは、圧迫・圧搾という意味で、スパンデックス繊維など伸縮性の高いポリウレタン繊維を使ったウエアで全身を包み込み、加圧シャツの着圧効果で適度に体をサポートすることが目的です。

加圧シャツは、イメージとしてコルセットやテーピングに近いアイテムです。

加圧シャツはもともと1996年にアメリカのスポーツメーカー「アンダーアーマー」が作り出したのが始まりで、その後NIKE、adidasなどのスポーツメーカーだけでなく、下着メーカーのワコール(CW-Xを発売)などの下着メーカーも発売しています。

 

加圧シャツは機能性・効果によって3つに分類される

加圧シャツは田中将大、イチローなど野球選手がユニフォームの下に着ている密着性の高い艶のあるスパッツ様なインナーウエア(アンダー下着)です。野球選手だけでなく、陸上、ゴルフ、自転車競技など様々なスポーツで身体性能を上げる機能性インナーとして注目・活用されています。

 

加圧シャツ(コンプレッションウエア)はウエアの機能性・発揮する効果により3つに分類されます。

 

1.疲労回復効果:着圧で血流アップを主目的にするウエア

加圧シャツは上半身、下半身、又は全身を圧縮インナーで包み込むため、通常の運動以上に筋肉に圧力を加えることができます。よく、久しぶりに運動をすると顔がポカポカ手足の血流が良くなることがありますが、筋肉ポンプの活性化によるものです。

筋肉、特に下腿の筋肉はふくらはぎが「第二の心臓」と呼ばれるように筋肉を動かすことで血液ポンプの役割をする筋肉が集まっています。筋肉の内部には血管がたくさん走っていますが、血管の周囲には筋組織が取り巻いていますので、筋肉が伸び縮みするだけで血管が外部から揉まれ血流が良くなります。

血流が良くなると、筋肉の疲労物質も洗い流されるため、筋疲労が少なくて済み、運動をし続けやすくなります。

 

2.テーピング効果:でケガ防止を主目的にしたもの

2つ目はスポーツ中の怪我を防止するため、膝などの関節もサポートする作りにした加圧シャツで、怪我防止効果が高いウェアです。

野球選手のスライディング、サッカー選手のキックなど関節を酷使するスポーツでは、怪我の予防として加圧シャツで関節をコンプレッション(圧迫)することで、余計な動作のブレやくじきを防ぎ、プレーに集中できるようになります。

 

3.コルセットタイプ:加圧で姿勢矯正・運動負荷を高める効果

3つ目が最近話題のいわゆる「加圧シャツ」です。

一見テーピング効果に近いですが、運動不足のデスクワーカーなど一般向けに開発された加圧シャツのため、不健康な姿勢を正しい姿勢に導いたり、日常動作の負荷を高めることが目的の加圧シャツが大部分です。

アスリートではない一般会社員は、日々の不摂生やデスクワークのやりすぎによる筋力低下で猫背姿勢になりがちです。それを着圧バンドの配置を工夫することで、骨盤が反り腰になるのを防ぎ、腹筋に力を意識できるよう腹横筋に着圧を感じる作りにしています。さらに背部から胸部にかけて乳首下部(アンダーバスト部分)、背中の肩甲骨部分にV字の伸縮強化ステッチをいれたものもあり、自然と体幹筋を使う姿勢になるように工夫しています。

そのため、スポーツ用途というよりかは日々の生活での猫背を矯正することが主目的で、横隔膜を引き上げ、内臓を上に持ち上げ正しい位置にすることでぽっこりお腹を解消する効果があります。

さらに金剛筋シャツなど加圧シャツには伸縮素材で動きにも負荷がかかりますので、通常よりも筋トレ負荷を高め短時間で筋肉不可を高めた運動ができる様になっています。

 

個人的に、着心地がよく、猫背矯正効果も高い加圧シャツは「金剛筋シャツ」でした。金剛筋シャツは腹筋への着圧、肩甲骨の引き上げともに正しい姿勢に導いてくれる効果を十分感じましたし、洗濯でも金剛筋シャツの伸縮性の低下を感じませんでした。

金剛筋シャツの効果(口コミ)はTOPにまとめていますので、そちらを御覧ください。

金剛筋シャツの効果をチェック